Bajaツーリング at MEXICO

今回のツーリングは、6泊7日(日本からの参加組は、6泊8日)で、Baja−CAを実質4日間
ライドでほんの少しだけツーリングしてきた訳だが、レポートはDay1からDay7まで6回にわ
たりお伝えしようと思う。

Day1 移動 メキシコ入国
6月12日(土曜日) 朝6時:シカゴ発−朝8時:LA着(時差の関係で、実際には4時間の搭
乗)の飛行機に乗る為、朝3時に家を出る。 日本からの参加組は土曜日 午後3時:成田発
−同日朝8時半:LA着の飛行機(石焼きビビンバのおいしい大韓航空)だ。 
12日朝9時にはみんなと合流、今回の参加メンバーは総勢5人! さー旅へ出発だ。
まずは、世界最大と言われるのMC用品店【チャパレル】へMXギアを購入すべくぞろぞろと
入店。 ここは何時間でも居られる空間な訳だが、今回は(先が長いので)1時間少々で引き
上げる。 ここでの購入勝者は、鳥○さんだった。
すぐそばのハンバーガーSHOPで昼飯をバクつき、一路 BajaCAへ向けて出発!!
メキシコとの国境付近で、自動車へメキシコ保険加入の為、GAS−STOP。 ここで今回のガ
イド役【佐藤さん】+【バイク6台】と合流。 
   
この佐藤さんとは、今から7年前にCAフリーライドをお世話して貰ったので、一応面識は有る。
 (しかし佐藤さんは忘れていた)
たくさんのアメリカガソリンを飲み込んだ、バンとトラックとバイク6台は、一路エンセナダへ。 
メキシコ国境は何事も無く、パスポートも見せる必要も無く通過。 何ともお国柄を表してい
るなー。 
               
Baja半島へ入ってすぐのティファナは大きな町だが、すーっと素通り1度海岸での休憩を挟ん
で、エンセナダ到着!もう夕方だ、LAからだと半日掛かってしまう。 夕食はシーフードレストラ
ンでまずは、【トルティーヤチップスとサルサ】そして(おいらには久々の旨い)海の幸とを
食べた、両方共マジ旨かった。  さて、明日からはいよいよBajaツーリングの始まりだー。
        

Day2 エンセナダ から サンフェリーペ へ
今日からはすべてバイクでの移動となる、ツーリングの始まりだ。 何度も書いているがおいら
はここBajaにツーリングをしに来た、レースをしに来た訳ではない! 元気よく走りたい所だ
が、70%に押さえて景色を見ながら、楽しみたいと思っている。
エンセナダ出発後舗装路で約1時間程移動、エンセナダ町中は信号や止まれが多く走りにく
い。 その上、みんな足つき正が悪い慣れないバイクだ、早速トラブルが発生思想な予感。 
その中で1名涼しい顔をしている人がいる、ユッキーだ! 今回インチキ?こいてCRF230
なんか借りているしかしこの後訪れる悲劇を誰も知らない。 無事市街地を抜け山沿い
のワインディングになる、だいたい速度は80Km/h位で巡航!実に気持ちが良い。 
   
さあオホスネグロスに到着今回初めてのオフロード走行だ、国立公園経由で再度国道へ、そ
の後昼食。 ここで食べた【ビステキランチェロ】(ビーフステーキランチ)これが最高に旨かっ
た。 昼食後、舗装路をしばらく走り、国道沿いのオフロードを走りドライレイクを一気抜けし、
サンフェリーペへ向かう予定だ。 
               
ドライレイクへ向かう曲がり角で、後続(ユッキーとのんちゃん)を待つがなかなか来ない。 
の二人なら心配はいらんだろうとのんびり待っていたがなかなか来ないので、佐藤さんが様
子を見に引き返す。 この国道沿いのオフロードスピードが出るが、嫌らしいウオッシュが
所々現れる、おいらも途中で1度飛ばされそうになってXRに助けられた。 しかし、CRF
は助からなかった。 聞けばどうやら、おいらが飛ばされそうになった所と同じ所でやったらし
い。 ハンドルが斜め上を向いて到着した。 負傷箇所は肩の筋で腕がまともに上がらない
様だ。 走り初めてわずか半日で、ユッキーは終了!と言う文字が頭に浮かんでいる。 こ
こからのドライレイク越えはNGと判断し、ユッキーのみ舗装路での移動となった。 だから
漠に強いXRにしておけば良かったのに! 南無阿弥陀仏
          
他のみんなはへろへろ(俺だけか?コンタクトが悪さして、目が血葉真一になっていた!)にな
りながらも宿へ到着! みんなはプールでプカプカ疲れを取るが、ユッキーは病院へ。 帰って
来たのは2時間後の夜9時過ぎ、骨には異常が無くやはり筋を痛めた様だ。 明日とあさって
の半日は様子見で車での移動と決定!(後にその判断は正しかったとみんな思う) 
お疲れ様みんなで飯を食べに行きましょう。 夕飯のステーキハウスで飲んだストロベリーマ
ルガリータでみんなKO! そんな中一人、鳥○さんは全身の攣りと戦っていた。 さー明日
もガンガン走るぞー。
本日の走行距離 約200mil=320Km

Day3 サンフェリーペからゴンザカベイへ
今日の予定は、ここサンフェリーペから国道を南下して、ゴンザカベイと言う、とっても小さな
町?で昼食その後近所を少し走るルートだ。 サンフェリーペ以南からは、みんながメキシコ
でイメージする電柱位の上へ向いた手の生えたカクタス(サボテン)をちらほら見る事が出
来る。 走り出してすぐの所に小さな砂丘が有り少し寄り道、XR系エンジン特性のおかげで気
持ち良くケツを流しながら走るが、路面状況が変わる所でおいらがスリップダウン、後ろを走っ
ていた鳥○さんに見られてしまった。 先が有るので長居は無用という事で砂丘を後にしようと
移動路へ引き返すが、おいらの転倒でスタンドのスプリングが無くなっている事に気づく、引
き返して探すが無い! ここからはサイドスタンド無しの生活が始まる(おいらの足の長さで
650をスタンド無しでエンジン掛けるのは至難の技なのだ)。  
                        
気を取り直して走り出す、次に現れるのはサンドのヒルクライムだ。 長さ、角度共大した事は
無い、のんちゃんのトライだが途中で止まってしまう、そして転んだ先がお約束のサボテンの
、こっちのサボテンの針はとっても【たちが悪い】。 そこからアスファルトで移動だが、これ
が本当に疲れた。 途中からアスファルトのそこら中に穴が開き始める。 スピードは80〜10
0Km/h巡航だから、いちいち避けていられない、小さな物は問題無いが大きい物だとアクセ
ルを合わせないと落ちてしまう、これが延々と続く。 これならダートの方がマシだ。 アスファ
ルトが終わると見渡す限りのダートの直線と山越えがまた延々と続く。 最後に待っているのは
細かいウオッシュ(キャタピラが通過した後の様な奴)、こいつは厄介で座る訳にも行かずゆっく
り走ると衝撃が酷いという奴だ。 ユッキーがCRF230で来ていたら、平均速度が辛いのと足
回りが向いていないから、とっても疲れただろうね。
      
 結局このトラブルと移動で目的地に着いたのは、昼をとっくに過ぎた午後3時、しかも駆けつ
け一杯してしまったのでみんなダウンモード、歩いて20歩でビーチだ。 完全に気が抜けてし
まって、今日の走行はこれでおしまい。 だらだら過ごし、夕食は旨いシーフード、そして夜はビ
ール片手に日本では見ることが出来ない満点の星空。 うーん夢の様な非日常の世界だ、な
どと思いながらお休みなさい。
           
本日の走行距離 約100mil=160Km(?何でこんなに時間が掛かり疲れたのだろう??)

Day4 ゴンザカベイ から マイクススカイランチョ
今日の予定は、ここゴンザカベイから、昨日の宿地サンフェリーペ経由マイクス スカイ ラン
チョ へ向かう。 目的地マイクスは深い山の中に有る一件の宿で有る、勿論電気は無い、
10時には発電機が止められ、そこは闇に閉ざされると同時に星が降り注ぎ始める。 こ
こには数多くのBajaライダーが立ち寄る事でも有名で有る・・・ さて話は戻り、まず昨日疲れ
果てた道を引き返す事になる、少し不安だ。 所が今日はペースが非常に良い、何故か昨日
散々疲れた筈の道のりが嘘の様に近く感じ、実際に早く進んでしまう。 どうやら、走り方のコ
ツが大分分かって来た様だ。 コツとはこうだ 【自分のペースで走り、前車が立てるホコリ
を避ける為、距離は目一杯開ける(前車が見えない位恐らく、数キロ)】  この走り方を
すると、とても楽に安全に走る事が出来る。 おかげで、サンフェリーペまでは予定通り、午後
1時には着いてしまった。 
    
ここで、ランチを取り、さらに昨日通ったドライレイクを超え、マイクスへの山を上る。 ここから
はユッキーが再び走る(ここの宿にバイクを預けていたのだ)! 肩は大丈夫なのだろうか? 
まずはユッキーの様子見で、パワーライン8mil(13km)を走る。 パワーラインとはその名
の通り送電線だが、その下が道になっているのだ。 当然真っ直ぐだが、サンドの大きめなウ
オッシュボードが延々と続く。 少し遅れてユッキー到着!どうやら大丈夫な様だ。 ここからは
直線有りクネクネ有りのサンドウオッシュがドライレイク迄続く。 ドライレイク少し手前でユッキ
ーを待つがなかなか来ない。 しばらくして来たが何か痛い様だヤバイ! しかし、この痛いと
言うのは、太ももに刺さったサボテンのせいだった、こいつがなかなか抜けずに、手こずっ
た。 ドライレイクで写真を撮りつつ、国道迄抜けた。 ここで今度遅れを取ったのは、富やん
だ! 何か悪い物を食べたらしい、ドライレイク出口にマーキングをしている(さぞ気持ちの
良い事だろう)。 
           
マイクスの山への入り口迄しばらくアスファルトの国道を走り、いよいよマイクスへの道へ突
入、マイクス迄は30mil(50km)だ。 ここの道は日本の林道に良く似ていて結構面白い、俄
然ユッキーが元気になる、大丈夫なのかユッキー? マイクス迄もう少しと言う所で、何とガイド
の佐藤さんの乗るXR600がミッショントラブル!走行不能になる。 伴走車をしばらく待ち
勿論待っている間の富やんはマーキング)、ダウン気味の富やんが伴走車に乗り、佐藤さ
んは富やんのXR400で何とか マイクス スカイ ランチョ へ到着。 駆けつけ一杯が最高に
旨い、しばし話込んでいると夕食の時間になった。 ここで出される夕食のステーキは最高に
旨いと聞いていたが、本当に旨かった! 
   
隣の(ダウン気味)の富やんの半分も頂いてしまった、ありがとう。 夕食後はまたビール片手
に話しが盛り上がる。 うーん、やっぱり最高に贅沢だ! さあ明日はライド最終日だ、気を引
き締めて楽しむぞー。  そうそう富やんの下痢だが、ゴンザカベイでカニを沢山取って喜んで
いた。 きっと内緒で一匹食ったのだろう、これはカニの祟りに違い無い。
本日の走行距離 約200mil=320Km

Day5 マイクススカイランチョ から エンセナダへ
今日はいよいよツーリング最終日、体も馴染んで来てまだまだ走りたい気持ちで一杯だが、そ
うも言っていられない。 今日は、ここマイクスからいくつか約65mil(100km)山越えをして太
平洋側の国道1号線に抜けそこから舗装路で、出発地のエンセナダへ戻るルートを取る。 こ
の山越えはマイクスへ向かう道同様日本の林道を少し広くし、スピードが出せる様な感じでとて
も気分が良い。 さて、マイクスを出発したみんなだが、まずは昨日林道の脇のブッシュの中
にほかっておいた佐藤さんのXR600を救出に向かう。 しかし、出発早々おいらのXR650
のフロントタイヤの調子がおかしい、救出地点は分かっていたので、みんなに先に行ってもら
い、おいらは様子を見ながらゆっくり走るが、数milでダウン完全に空気が無くなってしまっ
。 だましだまし走り、取りあえず救出地点へ到着、不動車と化したXR600のフロントフ
ォイールごと交換で無事復活。 そんな時、おいらは昨日富やんがマーキングしたポイントか
ら数十メートル離れた所でマーキング、うーんBajaの空気は旨い!が何が当たったんだろ
う? さて、ここからマイクスの山を超える迄は分岐が有る為、富やんはもうしばらく車の移動、
佐藤さんに先導してもらう。 
               
マイクスの山を越えた所で伴走車と合流、ここで富やん復活! 佐藤さんはここからは車の移
動。 実に気分の良い林道をガンガン飛ばし、見晴らしの良い所で休憩、さらに飛ばして大分
下った所の道は緑も増えて来た、おかげで見通しが効かないなーと思っていたら、いきなり
が目の前に飛び出して来た。 おー危ない!デカイ!ぶつかるーと思ったが、牛が焦って
逃げてくれたので何とか衝突は避けられた。 っておいらの走る方向に【のしのし】頑張って
逃げる、どけってーの!全く。 その後その牛はユッキーと鳥○さんにも似た様な迷惑を
掛けたが、みんな無事だった。 そうこうしていると遂に林道区間終了! あー後はアスファル
トでエンセナダへ向かうだけか・・・ しかし、ここで富やんのXR400のリヤタイヤパンク発
、そこからすぐの昼食に寄った店の軒先で修理。 ここの店の子供達が寄ってくる、ハンバ
ーガーの様なビーフTORTASも旨かった。 ここからは途中から町中に入るので、のんちゃん
が車、富やんがCRF230、ゆっきーと佐藤さんがXR400へとマシンをスイッチ。 
    
ダラダラした国道をひた走り無事ホテルに到着。お疲れ様でした。 そのホテルには、温水ジ
ャグジーが有りこれがまた気持ち良いったらありゃしない。 おいらなんか正月振りのまともな
風呂でとても嬉しかった、しかしそこには富やんの姿はまだ無かった。 勿論風呂の中では
みんな、無事?に帰って来た事と、まだまだ走りたい事で盛り上がった。 いよいよ明日はLA
に戻る、何か寂しいなー。
本日の走行距離 約150mil=240Km

Day6,7 エンセナダ から LA へ
ついにメキシコから帰る日が来てしまった。 こういう時毎回思うのは、【来たときはまだまだ
先が有ると思ったのに、終わってしまうと早かったなー】 と言う事だ。 今日は午前中はこ
こエンセナダで観光&買い物をして、午後はLAに向かう日程。 エンセナダは少し大きな港と
観光で栄えている町だ。 とは言ってもメインストリートとその脇道程度で成り立っていて、歩い
ても半日で回れてしまう規模である。 町をフラフラしながら防波堤沿いに出ると、多くのカモ
メ?やペリカンがエサを待って徘徊しているそして、その中に紛れてアザラシの姿が有った。 
隣ではバケツに入った10〜15cm位の匂う魚(20匹位かな?)を、100円位でエサとして売
られており、冨やんが買って奴らに与えていた(どうやら、下痢は治った様だ)。 アザラシは動
きが以外に早く凶暴で、鳥たちよりも上手にエサを食べていた。 次は屋台で【シュリンプカク
テル】を食べた、エビが沢山入って700円位だったかな?まあまあ旨かった。 それからフラフ
ラ買い物をして午前の時間は終了、車に乗り込みいざLAへ出発! 少し混んでいるボーダー
を超えて無事にアメリカへ入国、その後ハンバーガー(旨くないバーガーキング)で昼飯、LAに
着く前に佐藤さんとお別れ 『今回の旅を楽しませてくれて有り難う!』 LAの宿に着く頃に
は午後7時を過ぎていた。 LAでの夕食は韓国焼き肉食べ放題、これもまた旨かった。 そう
こうしている内にとうとう明日は飛行機に乗るだけの最終日、本当にあっと言う間に終わってし
まった。 翌日、空港迄のシャトルに乗り取りあえず国際線ターミナルへ、みんなの搭乗手続き
を済ませ次回のアメリカでの再会の話をして、おいらは国内線のターミナルへ移動。 そして
本当に今回の夢の様なBajaツーリングは終わってしまった

今回のBajaツーリングは計画段階で少しつまずいたが、実現して本当に良かったと思う。 
aja−CAという土地は紛れもなくオフロード天国で、砂漠だけでなく沢山の表情を持って
いた。 今回の夢の様な旅を忘れる事は無い、そして次回も訪れる事になるだろう。